SCARLET'S COMMENT

名nameEniGmA-R

EniGmAというプロジェクトユニットを始動させて、3月から毎月1曲づつ配信リリースをして今回で4曲目。
そしてこのSCARLETはEniGmAで初めて僕が作曲をした記念すべき楽曲でもあります。


実はこのSCARLETは、以前僕がドラムとして組んでいた幻の女性ボーカルバンド「ブローシス」用に僕が書いた曲なんです。
それを今回引っ張り出して来た形になりました(笑)


ブローシスは5人構成で、バンド形態だったのでそれを意識したアレンジだったのですが、EniGmAは打ち込みメインのスタイルです。
ある意味『バンド形態だから…』とブローシスの時は妥協していた部分が在ったのですが、今回はそれらを取っ払って、本当に自分がやりたいSCARLETを表現しました。


以前から『ブラス隊をイメージさせるフレーズ(ただ主メロをなぞるんじゃなくて、ウラメロ的和音を多用してそれだけでも成り立つフレーズ)を取り入れた楽曲を作りたい』と思っていたのですが、なかなか「ブラスアレンジ」と言うのは難しく、今迄何度も挑戦したけれど自分の満足出来る物が生まれて来なかったのですが、このSCARLETで漸く自分がイメージする物に近いブラスアレンジが出来たと思います。
この「ブラスアレンジ」と「ジャズ的フレーズ」を理解しようと、中森明菜さんの「TATOO」やTM NETWORKの「KISS YOU」、B'zの「LOVE IS DEAD」「ねがい(アルバムバージョン)」、カウボーイビバップの主題歌の「THE REAL FOLK BLUES」等を聴きまくりました。


ブラスアレンジやジャズ的フレーズはオリジナルですが、ソレ以外の部分(フレーズ)で随所随所に…引用させて頂いたフレーズが沢山出て来ます(笑)
まあそれらは歌詞も含めて、パロディやシャレの部分で意図的に行っています。
勿論これらを販売する事になったら色々考えますが、今は僕らは只純粋に『音楽を楽しみたい』だけなのです。


歌詞も含めて〜と↑で記述しましたが、このSCARLETはブローシス時代の女性ボーカルさんが書いた歌詞が元々ありました。
それを元にして、辻褄合わせて歌詞をアレンジしてたらEniGmA-Nに
「いや、元のは忘れて自分の言葉で書いた方がいいやろう」
と言われたので元の歌詞は無視する事にしました(^^;)
まあ「自分の言葉」と言われながらも、沢山の聴いた事ある歌詞やキーワードが出て来ますが(笑)



今回のシーケンスヒットをする際に心掛けたのは、やはり「ブラスアレンジ」を殺さない様に。ですね。
出来上がった物を聴くととても豪華に聴こえますが、実は今回は結構音色は少ないし音数も今迄の楽曲で一番少ないんじゃないでしょうか。
実際データ容量も一番少ないですし。
「引く事によってより多く演出出来る事もある」と言う事を今回は学びました。


次回の曲は原点に戻って「Electrical Magic Parade」の時の様にメンバー三人が集まってジャムりながら曲を作ってみようと思います。
今から楽しみですね。












名nameNourowvelle Kanaun

初めてこの曲の原型を聴いたときにギターのイメージは割りとすんなり浮かんできました。
自分としては今回はかなり原点回帰って感じで、ギターを始めた頃に聴いていた音楽の影響をモロに出してみました。
・・・っていうかパクりです(笑)あ、そのへんのツッコミはご遠慮願います。
まぁ聞き覚えのあるあんなフレーズやこんなフレーズを散りばめましたよ(開き直り!)
さらに今回からは新しい機材を投入したので、音作りのバリエーションが広がりました。曲にちょっとレトロ感を出すためにパワーコードのリフでは古くさい音を選んで、カッティングではモダンなクリーントーンを使ってミックスさせたらすごくいい感じになったと思います。さらにワウを使って、ちょっとエロい感じも出せたかな(笑)
それで作ったあとにEniGmA-Rに聴かせたら、ギターソロの位置が違うことが判明!!・・・で半強制的に曲の構成が変わってしまいました。結果オーライだったんですが(笑)

レコーディングでは『DJゆーや』も参加して彼のレギュラー番組「マヨネーズタイム」を曲中に挿入させたんですが、見事にギターソロが食われてしまいました(笑)
今回も爆笑しながら作りあげた曲です。
さわやか路線できた今までとは一風変わった曲です。
このお遊び感覚がわかる人はニヤリとしながら聴いてください。












名nameEniGmA-N

オーバーホールしたてのビンテージベースでrec.




ぐ、ぐ、グレィトサウンド☆




プレイ的には控え目に主張。




今回のイチオシはなんたって打ち上げでの家族会議です(笑)






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